約7年前に慢性蕁麻疹を発症し、今年6月から栄養療法のクリニックに通うようになった私。
先週11月24日が、6月の初診から数えて4回目の診察日でした。
6月の初診の際にいろいろな検査をした後、サプリメントの摂取や食事指導など、実際の栄養療法が始まったのは7月末なので、それから約4ヶ月経過したところですね。
今回の診察では、2回目となる、血液検査とミネラル&重金属検査を受けてきました。
果たして栄養療法の成果が少しは出ているのか?
慢性蕁麻疹の現在の症状は?
慢性蕁麻疹の症状については、10月時点での状況を慢性蕁麻疹の症状と処方された薬の履歴の記事で書いていますが、11月末時点でもほとんど変化はありません。
抗アレルギー剤の飲み薬は今も継続
ベポタスチンベシル酸塩錠という飲み薬を、やっぱり今も飲んでいるのですが、1日2回飲んでいると、ほとんど蕁麻疹が出ない状態。
でも、調子いいなーと思って1日1回に減らしてみると、数日経った頃に、少しなんですが、じわっと一部に蕁麻疹が出てきたりするので、まだダメか…ということで、飲み薬は継続して1日2回飲んでいます。
以前と今の蕁麻疹と痒みの変化
飲み薬を飲んでいる状況ではありますが、蕁麻疹が出ない状態というのは、本当に天国のよう!
蕁麻疹を体験したことのある方はわかっていただけると思いますが、あの全身むずむずと湧いてくる強い痒み。
そして、実際体中のあちこちに湧いてくる、ぷくぷくしたふくらみ。
アレを見るだけで、痒さ倍増ですよね。
以前一番ひどい時には、飲み薬を飲んでいるのに、毎日のようにぷくぷくとした地図状の膨疹が出ていて、痒みも強烈で、それはそれはストレスMAXでした。
あの一番ひどかった時を思うと、今はホント、ずいぶんラク。
自分の体感としては、かなり栄養療法の効果が出てきているのかなと思ってるほどです。
以前は、冬の寒い時期でも、血流が良くなると痒みが増すので、お風呂に入っても湯船にほとんど浸からなかったんですよね。
その後の痒みがひどくなるから。
だけど、今はしっかり湯船に浸かれるようになりました。
お風呂上りで体が温まった時などは、たまに赤くひっかいたような跡が、腕など体の一部分に出てるのに気づいたりするのですが、ほとんど痒くないし、ぷくっとした膨疹ではなく、うっすらその部分が赤くなっているだけ。
あとは、飲み薬をやめて、蕁麻疹が出ない状態をキープ出来ればいいんですけどね。

血液検査とミネラル&重金属検査の結果は?
そんな、自分の体感としては結構良くなってるんじゃない?という期待のもと、受けた検査。
血液検査の方は、結果が出るのがひと月後なので、来月また来院して結果を聞きに来ます。
ミネラル&重金属検査の方は、検査したその日にわかるので、こちらの結果だけいただいてきました。
体にとって必要なミネラルがちゃんと足りているか、そして、体にとって有害な重金属の蓄積がどれくらいあるのかがわかるこの検査。
結果がとっても気になるところでしたが、どちらもほとんど数値に変化無し。
自分の体感としては良かっただけに、ちょっとがっかりな結果でした。
体に必要なミネラルを調べる検査


突出して足りてないミネラルが、前回は亜鉛と硫黄ですね。(上の画像の赤い線)
これはどちらも、皮膚の状態に関わっているミネラルなので、これらのミネラルの不足は改善したいところなんです。
今回(下の画像)、硫黄は黄色い線になっていて、「かなり不足」 → 「不足」と、少し改善しているようですが亜鉛の不足はまだ顕著な状態です。
他のミネラルも、ほとんどがまだまだ不足。
いっぱい医療用サプリメントを飲んでるのに、私の胃腸の消化力・吸収力がまだまだ追いついていないってことですね。
体に有害な重金属を調べる検査


こちらも、まだまだ有害な重金属がほとんど減ってないですね。
アルミニウムや、銀、ニッケルといったところが、特に高い数値になっています。
重金属の解毒についても、数か月での改善は厳しいということですね。
血糖値もまだ安定せず、副腎疲労は治ってない
一日の血糖値がふたたび乱高下?
今も、血糖値の変化をみる、フリースタイルリブレという医療器具を腕に着けて測っていますが、一時期だいぶ日中の血糖値が安定してきたと思ったのに、最近また、特に夕方から夜にかけての血糖値が激しく乱高下してきてしまいました。


この血糖値の乱高下があるということは、コルチゾールという副腎皮質から出るストレスホルモンが、ムダに多く出ているということ。
いわゆる副腎疲労が治っていない状態のようです。
検査結果をふまえての結論
慢性蕁麻疹を治そうと、栄養療法を始めて4か月経過した現時点では、まだまだ検査の数値としては、良好な状態とは言えないようです。
飲み薬も外せてないですしね。
この診察の際に、先生から生活習慣のアドバイスなども頂きましたので、こちらの記事に書いています。

とにかく、副腎疲労を含め私の消化能力、解毒能力、自律神経のバランス(血糖値の安定)など、慢性蕁麻疹を治すために必要な土台の部分が、出来ていないということのようなので、引き続き、粛々と栄養療法を継続していきたいと思います。